東京日記

静岡県焼津市、藤枝市、それから札幌、京都にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。

今日のクローズアップ現代+!


今日のNHKクローズアップ現代+、見ました??
すごいテンポでコメントが語られ、あっと言う間に終わってしまいましたね。
「巨大IT企業の光と影」というタイトルでアマゾンを特集してました。
それにしても、上の写真のコメント。すっごい自信というか、なんというか。



この人のコメントもすごい。本気で言ってるのか!?



あのさ、



ちょっ、ちょっと待った!



今、アマゾンは第二本社を検討中で



誘致しようとしている市長もちょっといっちゃってる感じ。



売店はこういうコメントを残して



閉鎖店舗が増えていく。



もとよりこの人はITが嫌い。



アマゾンは巨大スーパー「ホールフーズ」を買収して



一方、他のスーパーは閉鎖に追い込まれていく。



市民は悲しみ



ネットで買うことを否定する



アマゾンの本社があるシアトルは家賃が上昇してしまい、



市民はアマゾンに高額な税金を課すことを要求。



そして、市議会はそれを可決させた。



このまま まったくの平行線状態で終わるのかと思ったら、この人が
最後にいいコメントをしていた。ただ、残念ながらよく覚えていなくて。
ホント、それじゃダメじゃんって感じだけど、確かアマゾンを「うまく
使っていく」というか「共生していく」というようなコメントだったような。
もう一人いたコメンテイターの人の意見は明らかにヘンだったと思うけど。



自分が思うことは、GoogleAMAZONfacebookApple、いわゆるGAFAは
プラットフォーマーで、もう「それらを拒否して、利用をやめたりすると、
生活やビジネスがうまくまわっていかなくなる」というレベルまでいってしまって
いるということ。GAFAにマイクロソフトも加えてもいいと思うけど、この5社は
完全にプラットフォーマー。日本はすでにこの分野では占領されている。

一方、GAFAの入国を拒み、独自に発展したのが中国。国内の巨大な人口を
活かし、国産IT企業を強大化させ、今、GAFAを向こうにまわして世界に
進出しようとしている。日本にはそのパワーはないし、戦略もなかった。
今、自分たち中小企業でかつIT企業のとるべき戦略は

GAFAとは絶対に敵対しないようにきちんと状況を把握し、経営の舵とり
をしつつ、上手にGAFAのプラットフォームを利用しながら、どんなに
ニッチな市場でもいいので、その市場で、自らがプラットフォーマーになる
ことだと思う。

そして、もしハッピーにもプラットフォーマーになれたら、
心しておかなければいけないことは、

そのプラットフォームを中心にしてビジネス生態系が成育するように
運営すること。そして、その生態系において、邪悪にならないことだと思う。

「邪悪になるな」とは、どういうことかと言うと、ひと言で言うと、「必要以上
に欲をかくな」ということような気がする。そんな風に、今、自分は思っている。